人事労務クラウド「freee人事労務」、モバイルアプリからの複数回打刻に対応
フリー株式会社(freee)は6日、クラウド型人事労務システム「freee人事労務」で提供しているモバイルアプリを強化し、複数回の出退勤の打刻に対応したと発表した。同日に複数回勤務を行う場合や、通常の勤務時間中、一時的に業務を離れて中抜けをしたり、緊急で業務を再開する必要が生じたりした場合にも、モバイルアプリ上から打刻を行えるようになっている。なお新機能は、iOS版・Android版のいずれでも利用できる。 freeeによれば、訪問介護や医療機関に従事する従業員など、緊急対応が発生しやすい業種や、宿泊業やブライダル業・イベント業といった複数回のシフト対応が必要な業種では、複数回の出退勤の打刻が発生しているという。また、デスクワークではない従業員はPCを持たず、スマートフォンから勤怠打刻を行っているケースも多いため、モバイルアプリ上での勤怠打刻のニーズが高まっているとのこと。 そこで今回、freee人事労務のモバイルアプリを強化し、アプリから1日に複数回の出退勤打刻が必要となった従業員が、通常の出退勤と合わせて、複数回の出退勤打刻を行えるようにした。これにより、複数回の出退勤の打刻対応のために、従業員の勤怠をアナログ管理していた企業でも、freee人事労務を採用しやすくなったとしている。 さらには、モバイルアプリで勤怠タグやメモを追加できる機能にも対応したとのことだ。
クラウド Watch,石井 一志