もがき続けるK・フィリップスに救いの手? エヴァートンが悩める元イングランド代表MF獲得に興味か
ウェストハムへのレンタルも失敗
マンチェスター・シティに所属するMFカルヴィン・フィリップスの獲得に、エヴァートンが興味を示しているようだ。英『BBC』が報じている。 2022年夏にリーズからシティに加入したフィリップス。ロドリのバックアッパーとしての役割を期待されたが、加入1年目はリーグ戦出場は12試合、プレイ時間は290分に留まった。ペップ・グアルディオラのサッカーには1年目から馴染める人も少ないため、今シーズンは同選手への期待が高まったが、前半戦のリーグ戦出場は89分となり、ロドリが出場停止となった試合でも印象に残るパフォーマンスを残すことができなかった。 これまで順当に選ばれていたイングランド代表のメンバー入りも怪しくなったフィリップスは今冬にウェストハムへのレンタル移籍を決断。再起を図るレンタル移籍であったが、リーグ戦出場は8回のみ。スタメン出場も3回となり、結果を残せず。失点に絡む機会も多く、ウェストハム史上最悪の補強とまで言われる半年間となってしまった。 イングランド代表のEURO候補33名からも漏れてしまったフィリップスだが、エヴァートンが今夏にシーズン終了までのレンタル移籍で獲得することを検討しているという。シティは完全移籍での放出を望んでいるようだが、ここ数年の同選手のパフォーマンスを考えると、完全移籍で獲得してくれるチームは少ないかもしれない。 シティ移籍後、リーズ時代の輝きを完全に失ってしまったフィリップス。再び同選手がピッチで躍動する姿を期待する声も多いが、今夏再び新天地で再起を図ることができるのか。
構成/ザ・ワールド編集部