プロでは大成しない…?高校通算ホームランランキング第7位 メジャーにこだわった”日本の4番”が
第106回全国高等学校野球選手権大会が、8月7日に開幕。夏・王者をかけて出場49校がしのぎを削る。今大会も高校通算60発を超える宇野真仁朗(早稲田実)、高橋徹平(関東一)らプロ注目のスラッガーが登場する。特にここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介したい。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表
7位:筒香嘉智(69本)
・出身地:和歌山県 ・投打:右投左打 ・身長/体重:185㎝/102㎏ ・生年月日:1991年11月26日 ・経歴:横浜高 ・ドラフト:2009年ドラフト1位 高校通算69本塁打を記録した左の大砲・筒香嘉智。横浜高では下級生時からスラッガーの資質を示していた。 名門・横浜高へ入学すると、1年春から4番に抜擢。2年夏の甲子園では、5試合で打率.526(19打数10安打)、2打席連続弾を含む3本塁打、14打点と強烈なインパクトを残した。 その後は椎間板ヘルニアに苦しんだ時期もあったが、超高校級のスラッガーとして本塁打を量産した。 2009年ドラフト会議では、横浜ベイスターズから単独でのドラフト1位指名を受け入団。高卒5年目の2014年に22本塁打を放ちブレイクすると、2016年には打率.322、44本塁打、110打点をマークし、本塁打王と打点王に輝いた。 さらに、第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、日本代表の4番打者として活躍。2020年からはメジャーリーグに移籍。 今季から5年振りに古巣のDeNAに復帰。復帰初戦で逆転スリーランホームランを放つなどその長打力は健在だが、現在は故障の影響で一軍登録を抹消されている。
ベースボールチャンネル編集部