衆院選を受け招集 特別国会 道内選出議員も登院
先月の衆院選を受けた特別国会がきょう召集され、道内選出の新人議員も国会に初登院しました。 立憲民主党の川原田英世議員は「一人一人の票を背負ってこの場に立っていることを実感している」、篠田奈保子議員は「子育ての経験などを生かして福祉の課題に取り組みたい」、西川将人議員は「旭川・上川は農業が基幹産業。立て直すために一生懸命働きたい」と話しました。 一方、自民党の向山淳議員は「物価高騰や人口減少で一次産業が疲弊している。議席をもらって解決に向けて全力で働く」、国民民主党の臼木秀剛議員は「党として何を北海道に示せるかを大切にしたい」と話しました。国民民主党は今回、改選前の4倍増となる28議席を獲得。道内で初めて議席を得ました。 比例単独で当選した臼木議員は2022年の参院選に公募で立候補しましたが落選し、党の事務局職員を務めてきました。今回の衆院選では公示日の6日前に別の候補が辞退したことで白羽の矢が立ちました。 選挙戦では玉木代表の遊説計画の調整の傍ら、自身の街頭演説や支援者回りで北海道と本州を往復。吉報が舞い込んだのは投開票日翌日の未明でした。 当選後も新人議員向けの資料作成などに追われ迎えた議員生活。党は所得税の非課税枠、いわゆる「103万円の壁」の見直しを巡る与野党協議などでも注目されています。 臼木議員は「国民民主党が支持されたのは経済政策。現実的な政策で国民・道民の財布を豊かにしたい」としています。