Travis Japan松田元太は英語でスピーチも! 「ガンニバル」シーズン2にSnow Man によるリアリティショーも発表されたディズニープラスのビッグイベントの模様をお届け
Travis Japanの松田元太は英語でスピーチも
続いて、日本からはもう一人。映画『ライオン・キング:ムファサ』の日本語版でタカ(スカーの子供時代)の吹き替えを担当した、松田元太(Travis Japan)がステージに登場した。世界を目標とする松田は、“Working with Disney is my true honor. Thank you so much”(ディズニーと協働することは、僕にとって本当に名誉なことです。とても感謝しています)とまずは英語で挨拶。 「ディズニーのマジックを届けたい。たくさんの方に愛を届けられる作品になればと思います」とディズニー作品初挑戦の意気込みを見せた。 また司会者が、ディズニーのスタジオであるFX作品『SHOGUN 将軍』(日本ではディズニープラス)が、米テレビ界最高の栄誉であるエミー賞を受賞したことに触れると、「僕もいつか真田(広之)さんのように素晴らしい賞を取りたいです」と再び英語で語り、喝采を浴びた。 いずれのキャストも前日には、ディズニーカラーである青をモチーフにしたブルーカーペット・イベントで、ファンの前にも登場しており歓声に応えていた。 ディズニープラスの配信シリーズは、ドラマ「ムービング」や「殺し屋たちの店」、BTS の JIMIN と JUNG KOOK が出演する旅行リアリティショー「Are you sure? !」の大ヒットを受けて、韓国発信の新作コンテンツが10作品も発表された。撮影中のため来場はできなかったが、「愛の不時着」のヒョンビンと『ソウルの春』のチョン・ウソンが共演する「メイド・イン・コリア」も期待大。 一方、日本作品もアニメを中心に新作が8作も待機。バラエティ部門では人気グループ Snow Man によるリアリティショー「旅する Snow Man」(仮)の制作も発表された。これはディズニーと日本テレビ、STARTO ENTERTAINMENTのコラボレーションとのこと。 ちなみに「ガンニバル」はアジア発のオリジナル実写作品の中で初めてシーズン継続が決定した作品となったことから、ディズニー側の期待のほどが窺える。“え、「SHOGUN 将軍」もシーズン2&3が決まっているでしょ? ”と思うかもしれないが、「SHOGUN 将軍」は舞台が日本なだけでアメリカ作品なのだ。 イベントの最後には「ムービング」シーズン2の制作が正式発表された。面白いのは韓国コンテンツは「ムービング」にも主演したリュ・スンリョンの新作「パイン ならず者たち」も、「メイド・イン・コリア」も1970年代を舞台にしていること。チュ・ジフン、パク・ボヨンの「照明店の客人たち」や、キム・スヒョン主演の「ノック・オフ(原題)」も少し時代を遡る。日本もちょっと昔を振り返ると、アニメだけでなく新たな鉱脈があるかもしれない。
石津 文子