JR瀬戸大橋線が運転再開 10日は列車立ち往生で100本超が運休など 香川
10日、瀬戸大橋上で列車が立ち往生した影響で運転見合わせが続いていたJR瀬戸大橋線が、約11時間ぶりに運転を再開しました。 【写真】壊れたパンタグラフ(JR四国提供)
JR高松駅では午後7時10分ごろに上りの快速マリンライナーが出発しました。またJR岡山駅発の列車は午後6時41分に運転を再開しました。 瀬戸大橋線では10日午前7時10分ごろに高松駅を出発した快速マリンライナーが、午前7時40分ごろに香川県坂出市の櫃石島付近の瀬戸大橋上で停止。乗客約150人は約6時間後に別の車両で救出されました。体調不良を訴えた人はいないということです。 JR四国によると、児島駅の南約4kmの地点で架線が切れていて、周辺では架線を支える部品の損傷が確認されています。 また立ち往生した7両編成の列車は、3つあるパンタグラフ全てが壊れ、自力走行ができない状態だったということです。これらが壊れた原因はわかっていません。 立ち往生した列車は午後7時40分ごろにJR児島駅に収容されました。 JR四国の午後8時30分時点のまとめによると、今回のトラブルで、特急列車52本と快速マリンライナー51本、普通列車4本の計107本が運休または部分運休し、1万5000人に影響が出ました。
KSB瀬戸内海放送