二十四節気「小雪」 岡山県は県北中心に冷え込む朝に 越冬地には無数のカモが飛来
22日は二十四節気の一つで、寒さが厳しさを増して雪が舞うころとされる「小雪」。岡山県内は冬型の気圧配置に近づき、朝の最低気温が新見市千屋(平年0・7度)と奈義町(2・3度)で各0・6度となるなど、県北部を中心に冷え込んだ。 県内各地の最低気温は美作市1・8度(2・7度)和気町2・2度(2・9度)津山市2・6度(3・7度)―など全16観測点のうち8地点で平年を0・1~1・7度下回った。一方、玉野市8・8度(7・8度)や岡山市中心部5・6度(5・5度)などでは平年より高かった。 渡り鳥の越冬地として知られる深山公園(玉野市田井)には無数のカモが飛来。池をゆったりと泳いだり、入園者に餌をねだったりしていた。 岡山地方気象台は「県内は高気圧に覆われて県南部などで晴れ、日中は平年より気温が高くなるだろう」と予報している。