ボール座って自治体業務、福岡市 3カ月間、筋力向上を検証
福岡市は14日、市職員が事務用の椅子代わりに、空気の入ったバランスボールに座って業務する実証実験を始めた。40歳以上で運動習慣のない職員約100人が対象。3カ月間続け、職員の筋力やバランス能力が向上するかを検証する。不安定なボールに座ることで普段使わない筋肉が鍛えられ、転倒防止や腰痛緩和などの効果が期待できるという。 実証実験は、フィットネス運営のルネサンス(東京)と子会社、スポーツオアシス(東京)の協力を得て実施。市が借りたバランスボールには固定用の輪が備わっており、業務中にうっかり転倒しない構造となっている。