安倍昭恵さんが演出「石破・トランプ会談」のチャンス 異例の夕食会舞台裏、今でも「シンゾーに会いたい」とこぼすことも
記者「石破首相と会談するのか」
トランプ氏「総理大臣とぜひ会いたい。会うだろう」
記者「大統領就任式前にも会うのか」
トランプ氏「彼らが望むならそうするだろう」
そのうえで、トランプ氏は昭恵さんを通じて、メラニア氏の自伝や記念品を石破首相に贈ったことも明らかにした。
石破首相は11月に南米を訪問した後、トランプ氏との会談を調整したが、「就任前に各国首脳とは正式会談をしない」と断られた経緯がある。今回の昭恵さんの夕食会によって、石破首相はトランプ氏との会談のチャンスが訪れたのだ。
トランプ氏が公約に掲げる関税強化から、台湾問題を含めた国際情勢まで、石破首相がトランプ氏と膝詰めの議論する内容は山積している。この機会を最大限活用して会談につなげることが求められている。 (キヤノングローバル戦略研究所主任研究員 峯村健司)