【最終予選開幕。パリ五輪出場を賭けたU23日本代表のキーマンは(1)】カタールでの厳しい戦いを知るA代表のアジアカップ参戦組・細谷&野澤がもたらすものとは
4月16日の初戦・U―23中国戦からいよいよ幕を開けるAFC・U-23アジアカップ(カタール)。2024年パリ五輪最終予選を兼ねた同大会で3位以内に入らなければ、日本の8大会連続出場は叶わない。 ■【画像】カタールで挑むアライバルミーティング……U23日本代表メンバーが真剣な表情で並ぶミーティング姿■ ご存じの通り、今回は欧州組の久保建英(レアル・ソシエダ)や鈴木彩艶(シントトロイデン)、鈴木唯人(ブロンビー)らこの世代のトップ選手が招集できず、戦力的には不安も拭えない。それでも大岩剛監督が2年間がかりで底上げを図り、分厚い選手層を作り上げてきた。今いる陣容で何としても切符をつかむべく、中国戦からいい入りをしてもらわなければならない。 こうした中、今大会のキーマンと目されるのが、1~2月に同じカタールで開かれたアジアカップに参戦した細谷真大(柏)と野澤大志ブランドン(FC東京)の両A代表経験者ではないか。 「A代表経験のある選手にはグランド上以外のところでのアクションにも期待したい」と指揮官もコメントしていただけに、彼らにはハイレベルな経験を還元する責務があるのだ。 細谷は同大会初戦・ベトナム戦で先発。前半45分間を戦ったが、存在感を示せず、上田綺世(フェイエノールト)との交代を余儀なくされた。その後はピッチに立てなくなり、三笘薫(ブライトン)が復帰した決勝トーナメントのバーレーン戦ではベンチ外に。準々決勝・イラン戦は再びベンチ入りし、ラストの時間帯に送り込まれたが、仕事らしい仕事ができずに終戦。大きな屈辱感を覚えたことだろう。
■上田綺世の薫陶を受け
それでも連日、上田綺世とともに自主的にシュート練習に取り組み、薫陶を受け、高いレベルに目覚めたという。 「(綺世君と一緒にプレーして)決めきるところ、ラストパスを要求するタイミング、動きの質はもっと上げられると感じた。クロスからの得点も増やしたい。代表もクロスからの得点が多いですし、自分のパターンを広げていきたいですね」と今季開幕前に語った彼はそこに精力的に取り組んでいる。 今季J1では無得点とまだ成果が出ていないが、今大会は圧倒的な決定力を示し、エースとしての価値を証明しなければならない。アジアカップで2連覇を達成したカタールのアクラム・アフィフ(アルサッド)がゴールを重ね、チームを勢いづけたように、短期決戦のビッグトーナメントはFWの得点力がチームの明暗を大きく分ける。それを細谷は身に染みて感じているはず。中東勢と対峙した際のスタジアムの雰囲気や気候など環境面など彼には計算できる部分も多い。その分、より冷静にプレーできるだろう。そのアドバンテージを生かさない手はない。
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