【大分】194km死亡事故 遺族が控訴求め意見書提出へ
大分朝日放送
11月28日に大分地裁で判決が出た194キロ死亡事故。 遺族側が控訴を求める意見書を4日午後、大分地検に提出します。 2021年、大分市の県道で当時19歳の男が時速194キロで運転する車と交差点を右折していた車が衝突し小柳憲さん(当時50歳)が亡くなりました。 大分地裁は「少しのミスで事故が起きる危険な速度」として危険運転を認め被告の男に懲役8年を言い渡しました。 量刑の理由として「裁判が始まるまでが長引き不安定な状態に置かれ続けた」ことなどを考慮したとしました。 一方、遺族側の代理人弁護士によると「期間が長引いたのは被告側が危険運転の成立について争ったためでもあり量刑の判断に考慮する事情ではない」などと指摘しています。 遺族側は判決を不服として福岡高裁への控訴を大分地検に求める意見書を午後2時に提出します。