王者フェルスタッペンが圧倒的1.140秒差でバーレーンテスト初日最速! ノリス、サインツ、リカルドが続く|F1
現地時間21日、バーレーンでプレシーズンテストの1日目、後半セッションが行われた。 【動画】フェルスタッペンがテスト初日の最速タイムを更新…解説の中野信治氏も「速いわこれは」「容赦ないですね」と感嘆 午後スタートの後半4時間では、マックス・フェルスタッペンとジョージ・ラッセルが前半から続投となる。それ以外の8チームは前半からドライバーがスイッチとなった。 セッション開始となるも、各チームはシートの入れ替えやゼッケンシールの張り替えにより、なかなかトラックへと出ず。開始30分が近づいてから多くのチームが周回を始める状況に。開始1時間40分が迫ると、ランド・ノリスが1:32.484でトップタイムを更新する。 後半折り返しの2時間を切ったところで、フェルスタッペンがペースを上げてアタックに入る。ここで1:31.662を叩き出し、ノリスのタイムを0.822秒上回った。 日没時間が近くなり、各ドライバーはタイムを上げていき、トップはフェルスタッペン、2番手ノリス、3番手カルロス・サインツ、4番手ダニエル・リカルド、5番手ランス・ストロールというタイム順になる。 日没後はロングランのデータ収集に入るチームが散見されたが、残り30分が迫るとフェルスタッペンがトラック上でラップペースを上げる。そんななかでフェルスタッペンは1:31.344までベストタイムを短縮。2番手ノリスとの差を1.140秒まで広げている。なお、このタイムは2023年の同テスト初日最速タイムである、自身の1:32.837を1.493秒上回るラップタイムとなる。 初日8時間のセッションは結局フェルスタッペンの1:31.344がトップ。この日だけで合計142ラップを記録している。 2番手は1.140秒落ちでノリス、3番手サインツ、4番手リカルド、5番手ピエール・ガスリー、6番手ストロールという順番になった。 7番手からチャールズ・ルクレール、8番手フェルナンド・アロンソ、9番手オスカー・ピアストリと、前半の4時間に走行したドライバーが3人並んだ。 前半にVCARB 01を駆った角田裕毅は、初日の全体13番手タイムとなっている。