Re:AcT所属のVTuber・獅子神レオナが5thワンマンライブでファンと一緒に活動6周年を祝う!
VTuber事務所「Re:AcT」所属の獅子神レオナによる「5thワンマンライブ~This is Me!~」が2024年9月14日、東京・池袋の「harevutai」にて開催された。 【写真を見る】活動6周年を迎え、5thワンマンライブを開催した獅子神レオナ 獅子神レオナは2018年の活動開始以来、歌ってみた動画やオリジナルソングなど歌唱系コンテンツを中心に活躍を続けるVTuber。ゲーム実況や雑談配信も行なっており、少女のようなあどけない喋り方と明るいキャラクターも彼女の魅力のひとつ。シンガーとしても元気いっぱいの天真爛漫さが眩しく光るが、バラードでは一転して大人っぽい深みのある声を聴かせるなど、幅のある歌唱力でファンの心を掴んでいる。今回のライブは昼公演のファンミーティング、夜公演のワンマンライブという2部構成で行なわれた。 昼公演のファンミーティングは、オリジナルソング「はなまる Singing Days!」で幕を開けた。自身のプロフィールを盛り込んだ歌詞をラップ調のメロディーに乗せて獅子神が歌い始めると、それに同調するように客席のファンたちの熱気も上がっていく。続く2曲目、獅子神のオリジナルソング「ハレホリデイ」には、同じくRe:AcT所属の月紫アリアがゲストとして参戦。同曲のリラックスしたムードに合わせるかのような伸び伸びとしたステージを2人で楽しみ、歌い終えると獅子神は「最後のポーズ、決めてなかったね(笑)」と月紫アリアに微笑みかけた。3曲目のオリジナル曲「アフターレイン」では、獅子神が落ち着きのある力強い歌唱力でゆったりとした世界を会場に作り上げる。 ファンミーティングが中盤に差し掛かり、3rdフルアルバム『History:O』の収録曲「キャンバス」を紹介。夜公演でも歌う同曲を会場に流して、獅子神は「昼公演のみなさんにはここで練習してもらいます!」と宣言し、ボーカルの一節をファンのみんなに歌ってほしいと客席に呼びかける。客席のファンと獅子神の間で「あなたたちが歌うんですよ」「え~!?」「レオが寂しくなって突然歌わなくなってもいいんですか? できるよね?」「がんばる!」といったやりとりもあり、ファンミーティングならではの距離感の近さを感じられる一幕となった。続いて、ゲストとしてRe:AcT所属の魔光リサがステージの登場。MCパートで息の合ったトークを見せた後、『History:O』の収録曲「あの音楽の名前を知っていますか」を2人で歌い上げた。 昼公演の後半は月紫アリアと魔光リサと一緒に、会場のファンからの質問に生で答えるトークコーナーを展開。さらに、未発表曲の先行公開、楽曲制作にまつわるエピソードトーク、プレゼント争奪ジャンケン大会も行なわれるなど、内容盛りだくさんのファンミーティングとなった。 夜公演のワンマンライブは暗転したステージからスタート。カウントダウンムービーの後、スポットライトを浴びながら登場した獅子神は「みんな声出して盛り上がっていっくぞー!」と客席に向かって咆吼を上げる。オープニングのアップビートな3曲「オーバードライブ・センセーション」「Shout and Smash!」「キズナイズム」で、観客をグイッと引き込んでいく獅子神。MCパートではライブタイトル「This is Me!」について「オリジナル曲を詰め込んだ、これが獅子神レオナ、これが自分、っていうライブになっている」と熱を込めて説明する。 続いて「ダウト」「きみのためのアマイせかい」を披露。獅子神のボーカルは、天真爛漫なキャンディボイスと胸に染み込むような静謐な歌声の二面性を併せ持っているが、「ダウト」と「きみのためのアマイせかい」では後者の魅力を存分に盛り込んだ美しい声を聴かせてくれた。この2曲の後に歌った「はっぴーでいず!」「Brand New Days!」では持ち前のキュートな魅力が爆発し、ハッピーオーラがステージ上から客席に流れ込んでいく。「はっぴーでいず!」の歌詞にある「がっおー!」のフレーズは客席も一緒に声を上げ、会場の一体感もさらにアップする。 中盤のMCパートでは、このライブ当日が活動6周年の記念日にあたることに触れつつ「Sing A Ring」「ソラノハナ」「音粒ドロップス」の3曲を歌唱。「Sing A Ring」は2020年に公開されたオリジナルソングで、獅子神自身が「自分のこれまでとこれからを歌った」と語っていた思い入れのある曲。「ソラノハナ」「音粒ドロップス」も"歌うこと"への愛やファンとの繋がりを大切にするメッセージが込められた楽曲だ。この3曲のステージは、6周年当日のエモい瞬間を共有するという意味でも、獅子神にとってもファンにとっても大切な時間となったはずだ。 ライブが終盤に差し掛かると、賑やかな「はなまる Singing Days!」「ハレホリデイ」の2曲を歌い、キュートな振り付けとダンスで会場を魅了する獅子神。続けてミディアムテンポが心地よい「アフターレイン」で伸びやかな歌声を聴かせる。さらに、3rdフルアルバム『History:O』より「今日が永遠になるように」「あの音楽の名前を知っていますか」を、しっとりとした雰囲気を湛えながら歌い上げる。最後の曲「キャンバス」では、昼公演で練習したフレーズを客席のファンと一緒に大合唱。アンコールの「頑張れ頑張れ超頑張れ」までライブ全編を通して、獅子神は元気いっぱいのステージングで完走した。 また、現地限定パートとして獅子神が「自信過剰でレオっぽくない」と語る「愛をちょうだい」を披露し、ファンたちにポジティブなパワーを振りまき続ける獅子神の「5thワンマンライブ~This is Me!~」は幕を閉じた。 取材・文=editaholic
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