冬のドライブにご用心 事故のない年末年始を迎えるには
とちぎテレビ
19日は東京で初雪を観測しましたが、冬のドライブではどのようなことに気を付ければよいのか日本自動車連盟JAFのスタッフに対策を聞きました。 冬のドライブ、路面の凍結や雪が降ったときに欠かせないのがスタッドレスタイヤです。しかし、タイヤを交換していたとしても油断は禁物です。車のトラブルに詳しい日本自動車連盟JAFのスタッフはタイヤの買い替え時期の見極めも重要だと指摘します。 (JAF栃木支部交通環境係 池添夕雅さん) 「この矢印がプラットフォームを指しています。プラットフォームの出っ張りがあるので、同じ高さまで減ってしまったらスタッドレスとしては使えない。必ず溝が同じ高さになっていないか確認してください」 冷え込みが厳しくなるとウォッシャー液の濃度が低いと凍ってしまうこともあります。また冬用タイヤを装着していても道路によっては、タイヤチェーンが必要な区間もありカー用品の備えやチェックも注意が必要です。 こうした備えのほか雪道を運転するときはドライバーの姿勢も重要だといいます。目線をなるべく高くしてハンドルに手を置いた後、少し肘が曲がる程度まで背もたれを調整します。両手を9時15分の位置に添えると、180度スムーズなハンドルさばきができるようになるため、急なスリップにも対応しやすくなるといいます。 JAFでは車の移動が多くなる年末年始を安全に過ごすため、冬の備えを早めに済ませるよう呼びかけています。
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