庭で育てたお花の「夏の楽しみ方」教えます。ドライフラワー・切り花などにピッタリの植物3選
熱中症の危険性が極めて高くなる夏の季節。涼しくなるまで庭仕事をお休みする人も多いのではないでしょうか。 ◆【写真4枚】ハーブティーやドライハーブとしても楽しめる「バタフライピー」他、お庭で育てて室内で楽しみたい夏の花、紹介します! もしも「秋のガーデニングシーズンまで手持ち無沙汰だな」と感じるときは、お庭やプランターで咲いている花を収穫して楽しむのがおすすめです。 そこで今回は、切り花やドライフラワーにして楽しめる花や、料理・ティーに活用できるハーブなどを、参考価格とともにご紹介。涼しい室内で夏のお花を楽しみましょう! ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「室内でも楽しめる、お庭で育てた夏の花」
・エキナセア ・オレガノ ・バタフライピー(チョウマメ)
夏の花を室内で楽しむ《ナチュラルお洒落な多年草》厳選3つ
●エキナセア ・学名:Echinacea purpurea ・分類:キク科 ムラサキバレンギク属 ・開花期:6~10月頃 まるでスカートを履いているような、独特な花姿が魅力のエキナセアは、夏花壇の彩りに人気の花です。 たくさん咲いたら収穫して、切り花やドライフラワーとして楽しめます。また園芸品種ではなく原種系エキナセア(アングスティフォリア・プルプレア・パリダ)を選べば、ハーブティーで楽しむことも可能。 多年草なので、上手に育てれば何年も花を咲かせてくれますよ。 ※参考価格:300~800円前後(3号ポット苗) ●オレガノ ・学名:Origanum vulgare ・分類:シソ科 ハナハッカ属 ・開花期:6月~8月頃 スッと直立する茎と、その先に咲くナチュラルな小花が魅力のオレガノ。花と一緒に優しい香りも楽しめます。 花は切り花やドライフラワーに、葉は乾燥させて香辛料として活用することが可能。乾燥させると香りが強くなるので、切り花とドライフラワーの香りの比較を楽しむのもオススメです。 なお、花が美しいオレガノ・ケントビューティーは観賞用になり、ハーブとしての活用はできないのでご注意ください。 ※参考価格:200~300円前後(3号ポット苗) ●バタフライピー(チョウマメ) ・学名:Clitoria ternatea ・分類:マメ科 クリトリア属 ・開花期:6月~9月頃 バタフライピーは、蝶のような形をした青い花を咲かせるつる性のハーブ。夏の暑さに負けずグングンつるを伸ばすので、グリーンカーテンに仕立てることもできます。 咲いた花を煎じれば見た目が爽やかな青いハーブティーになり、そこにレモン汁を垂らすと青からピンクに変化する姿も楽しめますよ。 また花を乾燥させてドライハーブにしたり、花の後にできるサヤや豆を料理に活用したりと、たくさんの楽しみ方がある植物です。 本来は多年草ですが、寒さに弱いので秋までの一年草として楽しみましょう。 ※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)
まとめにかえて
夏空の下で元気に開花する花もステキですが、咲いた花を活用するのもガーデニングの醍醐味。 室内での活用方法を知ればガーデニングの幅が広がり、花を育てるのが今よりもっと楽しくなりそうです。 ぜひさまざまな活用法がある植物を育てて、夏もお花を楽しんでくださいね。
LIMO編集部