最新技術が集結!「ビジネスEXPO」開幕 半導体産業などに注目集まる
最先端の技術やサービスが集まる道内最大規模の展示会「ビジネスEXPO」が札幌で始まりました。イベントには道内外から308の企業・団体が出展しています。38回目のことしのテーマは「創造的破壊を北海道から」。 半導体関連企業やデータセンター、宇宙産業など道内経済の成長に貢献するとされる分野での展示が注目を集めていました。また、会場で行われたセミナーには次世代半導体の量産を目指すラピダスの小池淳義社長が登壇し、千歳の工場建設が順調に進んでいることをアピールしました。 このほか、自動車部品の生産で使われる「レーザー加熱」の技術を食品加工に活用しようという企業も。 「こちらはレーザーによって15秒でお湯が沸く装置です。では実際に計ってみましょう…15秒経ちました、もう沸騰しています」(三品記者リポート) 加熱や乾燥にかかる時間が短くなり、生産性を上げられるとして、乾燥させた野菜やドライフルーツを製造する企業などが関心を示しているということです。 ビジネスEXPOは入場無料で、8日まで開かれています。