富山県内全域に大雪警報 強い冬型の気圧配置続く
富山テレビ放送
富山県内は強い冬型の気圧配置の影響で10日にかけ、大雪となるおそれがあります。 富山県内全域に大雪警報が出され、警戒が必要です。 9日の富山県内は断続的に雪が降り、午後9時現在の積雪は富山市、高岡市伏木で14センチ、砺波市で9センチなどとなっています。 気象台は全域に大雪警報、魚津市、滑川市、黒部市、入善町、朝日町に暴風雪警報を出し、警戒を呼びかけています。 魚津市と朝日町は、全ての中学校で部活動を中止し、生徒を早めに帰宅させる措置が取られました。 朝日町では全ての小中学校で10日の登校を2時間遅らせることにしているほか、射水市の小中学校でも21校中12校で登校時間を遅らせることが決まっています。 JR西日本は、高山線、城端線で10日始発から終日、列車に遅れや運転見合わせが出る場合があるとしています。 空の便は、東京からの最終便が欠航し、10日朝、富山発東京行きの第1便の欠航が決まっています。 道路は、能登半島地震の被害で仮設道路となっている国道359号線のうち、小矢部市と石川県境のおよそ10キロの区間が大雪による立ち往生を防ぐため、通行止めとなっています。 県内は10日にかけ、強い冬型の気圧配置が続く見込みで、夕方までに予想される24時間降雪量はいずれも多いところで平地で50センチ、山間部で70センチとなっています。
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