大学教員の役職の中で「教授」と「講師」だとどのくらい年収は変わるのでしょうか?
教授になるためにはどうしたらよい?
大学教授になるには、一般的に大学卒業後に大学院へ進み、専門分野について研究を重ねて博士号を取得する必要があります。 大学院には通常2年間の修士課程と3年間の博士課程があり、博士号を取得するには最低5年はかかることが分かります。修士課程では所定の単位の修得と修士論文審査に合格しなければなりません。博士課程に進むと専門分野をさらに掘り下げて高度な研究を行い、審査の厳しい博士論文が認められる必要があります。 修士号・博士号を取得したら、大学教員になるために就職活動をします。大学教員として就職したら、博士研究員→助教→講師→准教授→教授とステップアップしていくことが一般的です。
教授は講師よりも上の役職! 年収差は約229万円
大学教員にはさまざまな役職があり、下から順に博士研究員・助教・講師・准教授・教授となっています。 教授は講師よりも上の役職で、令和5年4月分におけるきまって支給する給与の平均支給額は74万7643円(年間:897万1716円)で、講師の55万6885円(年間:668万2620円)と比較すると年間で約229万円の差があります。 大学教授になるには、大学院で修士課程と博士課程へ進み、修士号・博士号を取得することが一般的です。博士号を取得してから就職活動をして大学教員になり、助教や講師としてステップアップし、最終的に教授を目指します。 出典 e-Stat政府統計の総合窓口 人事院 職種別民間給与実態調査/令和5年職種別民間給与実態調査/統計表2 職種別平均支給額 表番号7 表7 職種別、年齢階層別平均支給額 文部科学省 大学の教員組織に関する関係条文等 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部