「トラフグ列車」出発進行…サバの柄に乗ったことがある小学生も「期待を上回った」
若狭湾などで養殖されるトラフグの模様があしらわれたJR小浜線の車両が9日、福井県小浜駅でお披露目された。8月に登場したサバ模様の車両と合わせ、嶺南地方の食の魅力を発信する。
沿線自治体や観光協会、商工会などによる「小浜線利用促進協議会」が企画した。
この日、小浜線の利用者らでつくる団体のメンバー限定で、トラフグ柄車両の試乗会が実施され、親子連れら約40人が参加した。
午前11時半頃、駅のホームに車両が入ってくると、子どもたちから「フグだ」と歓声が上がった。停車する間、参加者らは車両の前で記念撮影を楽しんでいた。
敦賀市立小学校の児童は「どんな絵なのか楽しみにして来たら、期待を上回った。サバの柄には何回か乗ったことがあるので、フグの柄にもまた乗りたい」と笑顔だった。