ロッチ、単独公演大盛り上がり 結婚発表後、初ライブに中岡「いつもより頑張らなあかんなと思ってやりました」
お笑いコンビ、ロッチが7、8日の2日間にわたり単独ライブ「アポロッチ19号」を東京・丸ビルホールで開催した。 【写真】ロッチの単独ライブのオープニングでホッケーをプレイしながら登場した中岡創一 満員の観客が詰めかける中、ユニホーム姿の中岡創一(46)がホッケーをしながら入場。ライブの内容には全く関係なく、予想外の演出にいきなり会場は爆笑に包まれた。 勢いに乗って7本の新作コントを披露し、幕あいのVTRでは、阪神ファンの中岡が相方のコカドケンタロウ(45)やスタッフとともに東京から車で7時間かけて兵庫・西宮市の甲子園球場へ向かうドキュメント映像を流して盛り上げた。 結婚発表後、初の単独ライブとなった中岡は、全てのネタが終わると「汗が思ったより出てました。いつもより頑張らなあかんなと思ってやりました」と偽らざる心境を吐露した。 ここで観客にサプライズ映像が映し出された。中岡がコカドに初めて結婚報告をした際の様子を隠し撮りしていたVTRで、改めて見た中岡は怒り心頭で「これはリアクション小さすぎるな」と半笑いでぼそり。これにはコカドも反省しきりだった。最後に毎年恒例となっているコカドが仕立てたバッグのプレゼント抽選会が行われ、2日間で計3公演、2700人を動員した爆笑ライブは大盛況で幕を閉じた。 公演後、中岡は「練習期間中に僕が結婚式を挙げることになったので、稽古の時間が少なくなりましたが、今までの経験から焦らず集中して稽古ができました」と笑顔。 新妻が2日目の公演に訪れたことを明かし、「家を出るとき、いつもより大きめの声で『行ってらっしゃい』と言ってくれました」とうれしそうに振り返った。 コカドは「16回目でやっと単独ライブに慣れてきました。いろんなテンポのコントができて、ロッチらしさに幅ができたかなと思います」と充実の表情。会場のエントランスではコカドがミシンで制作した品々の展示会も行われた。