<花開く春・20センバツ国士舘>選手紹介/6 清水武蔵選手(1年) 地元離れ、プロ目指す /東京
<第92回選抜高校野球> 1年生ながら打線の中軸を担う。昨年秋の公式戦は3番打者。「状態は良くなかった」と言いながらも4割5分8厘とチームトップクラスの打率を残した。本職の内野だけでなく外野もこなすが、「苦労はないです」と事もなげだ。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 目標はプロ野球選手。物心ついた時から、バットとボールを手に父と練習に励んだ。地元の鹿児島県を離れて国士舘の門をたたいたのも、より高いレベルの環境に身を置いて夢に近づくためだ。 「寮のご飯がおいしくて楽しみ。ご飯の量なら誰にも負けない」と元気いっぱいだ。入学当初から晩ご飯で白米900グラムを平らげ、体幹トレーニングに励んできた。一流打者になろうと、最近は逆方向(右翼側)への強い打球を心がける。 センバツでは鹿児島城西との対戦をとりわけ心待ちにしている。地元のチームで祖父は元教頭。中には、かつての仲間もいるので、自身の成長ぶりを見せたいと思っている。 オフの日は映画でリラックスする。「恋愛映画で泣けました」と意外な一面ものぞかせた。【川村咲平】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… 「甲子園を沸かせます!!」。 176センチ75キロ、右投げ右打ち 〔都内版〕