準決勝でアルゼンチンに勝利したニュージーランド(写真:AP/アフロ)

◇ラグビーワールドカップ2023フランス大会(9月8日-10月28日) 日本時間21日に行われたラグビーW杯フランス大会準決勝で、アルゼンチンを44-6で圧倒したニュージーランド。南アフリカとの決勝を前にニュージーランド代表の成績を振り返ります。 【画像】トライ記録更新の期待がかかるNZウィル・ジョーダン選手 ニュージーランドはワールドカップ第1回大会で優勝を飾り、2011年の第7回大会、15年第8回大会で連覇を達成するなど、これまで3度の優勝を飾っている強豪。 オールブラックスの愛称で親しまれている代表チームは今大会も圧倒的な攻撃力を見せつけています。 プールAのニュージーランドは初戦、開催国のフランスとの試合で破れるも、その後3試合には危なげなく勝利。 プール2位で突破しました。また、プール終了時のトライ数は『38』と、首位で通過したフランスの『27』に11差をつけ、他チームを圧倒。 準々決勝では3トライで、世界ランキング1位のアイルランドに競り勝ち、準決勝ではアルゼンチンを相手に、トライ数トップに立つウィル・ジョーダン選手の3トライを含む7トライで圧勝しています。 ニュージーランドはここまで6試合を戦い、『48』トライ、『325』得点と、トライ数・得点数でともにトップに立ち、他国に圧倒的な差をつけています。 ニュージーランドは29日(日本時間)に行われる決勝で南アフリカと対戦。南アフリカも同様に3度の優勝を果たしており、どちらが勝利しても最多4度目の優勝となる頂上決戦で、ニュージーランドが圧倒的な攻撃力をみせつけるのか、注目です。