5月の対戦でメンバー表交換を終え、日本ハム・新庄監督（手前）と抱き合う小久保監督（撮影・西田忠信）

　ソフトバンクのクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージの相手が日本ハムに決まった。16日からみずほペイペイドームで最大6試合。リーグ覇者のソフトバンクには1勝のアドバンテージがある。 ■来季構想外となった選手【一覧】 　日本ハムはロッテとのファーストステージ（エスコンフィールド北海道）で初戦を落としたが、劇的な2連勝で福岡に乗り込んでくる。ソフトバンクはレギュラーシーズンで2位の日本ハムに13.5ゲーム差をつけて圧倒したが、侮れない相手になりそうだ。 　レギュラーシーズン、ソフトバンクは日本ハムと12勝12敗1分けと全くの五分でパ・リーグでは唯一勝ち越すことができなかった。5月6日の対戦からは7連勝を飾ったが、逆に8月24日の対戦からは7連敗を喫した。みずほペイペイドームでは5勝5敗とこちらも五分になっている。 　心配なのは最多勝の有原航平、最優秀防御率のリバン・モイネロの先発二枚看板が相性が良くないことだ。有原は日本ハム戦5試合0勝2敗、防御率4・11、モイネロは3試合1勝2敗、防御率4・80といずれも対戦カード別で防御率はワーストとなっている。 　打線では右足首の捻挫から復帰を目指す近藤健介に期待がかかる。日本ハム戦21試合で打率3割2分9厘、5本塁打、15打点と好相性。ファーストステージに登板しなかった日本ハムのエース格・伊藤大海にも14打数5安打の打率3割5分7厘と得意にしており、出場の可否は鍵を握りそうだ。 【#OTTOホークス情報】