30代の友人は女子会でいつも「お金がない」と言っています。私は年収420万円ですが、平均より多いのでしょうか?
友人と女子会を開くとき、自分のほうが年収が多いと相手に気を遣う場面はあります。友人から直接「お金がない」と言われ、困った経験のある方もいるでしょう。 お金がないと言う友人と気兼ねなく遊びたい場合、先に予算を決めて伝えたり友人に女子会の内容を任せたりといった対応が必要です。 ▼勤続20年でも年収は「280万円」貯蓄も「30万円」しかないのは少なすぎ!? 転職したほうが良いの? 今回は、30代の平均年収やお金がないと告げる友人と気を遣わずに女子会を楽しむ方法などについてご紹介します。
30代女性の平均年収はいくら?
国税庁 長官官房 企画課が公表した「令和4年分 民間給与実態統計調査 -調査結果報告-」によると、女性の平均年収は30~34歳が338万円、35~39歳が333万円です。平均年収と比べると、30代で年収420万円は多いといえます。 また、友人が正社員か正社員以外かによって、収入にはさらに差が出るでしょう。同調査によると、女性の正社員の平均年収が406万9000円に対して正社員以外の方の平均年収は166万3000円です。 もし自分が正社員で友人が正社員以外の形態で働いていれば、収入の差から金銭感覚に差が出る可能性も少なくありません。女子会のときに「お金がない」と言われるのであれば、年収は聞かないにしてもいくらまでなら問題ないかを事前に聞いておきましょう。
相手になるべく気を遣わせないようにするには?
女子会は友人との大切な交流の場です。お互いに気兼ねなく楽しむためには、予算をある程度伝えておきましょう。予算を伝えにくいときは、自分が女子会の場所選びをすると、予算内で楽しめる場所を選択できます。 友人にお金がないと言われたときも同様で、予算を聞いたり相手に女子会の内容を任せたりすることで、お互いに金銭トラブルの予防にもつながるでしょう。また、外食をしなくても女子会は開催できます。テイクアウトや公園を利用して、低予算で楽しむ方法も検討しましょう。
費用をおさえて女子会を楽しむ方法
費用をおさえるためには、はじめに女子会の内容を決めてから、予算をおさえる方法を考えましょう。カラオケなら少しでも安いルームや店舗を選んだり、フリータイムを利用したりするとコスパよくカラオケを楽しめます。 さらに、女子会は必ずしも外でやる必要はありません。話題のケーキを食べながら話に花を咲かせたいなら、ケーキをテイクアウトして友人や自分の家で女子会を開く方法もあります。 天気がよければ、公園や広場にレジャーシートを持っていくのもいいでしょう。カフェでは紅茶やコーヒーなどケーキ以外の商品も頼んだり、追加でケーキを頼んだりしてしまいますが、テイクアウトにすれば最低限の出費で済みます。 美術館や植物園などの自治体が運営する施設であれば、低予算でしっかり楽しめるケースもあります。さまざまなおしゃべりがメインの目的なら、散歩をしながら話すと地元で新しい発見があるかもしれません。 少し工夫をすれば、予算があまりなくても十分楽しめます。お金がないという友人にも、たまにはいつもと違う女子会もどうかと提案してみましょう。