【全米女子プロ】山下美夢有、メジャー初V&五輪切符“王手”日本勢トップ2打差2位で最終日へ
<米女子ゴルフツアー:全米女子プロ選手権>◇第3日◇22日◇米ワシントン州サハリーCC(6731ヤード、パー72) 【順位表】全米女子プロ選手権スコア詳細 3打差6位から出た山下美夢有(22=加賀電子)は3バーディー、1ボギーの70で回り、通算5アンダー211、日本勢トップの首位と2打差の2位に浮上。笹生優花に続くパリオリンピック(五輪)出場もぐっと引き寄せた。 1番パー4で5メートルのバーディーパットを沈める。その後はパーをキープ。8番パー4でアプローチが寄らずボギーも集中力を切らすことはなかった。後半に入ると11番パー5でバーディーを奪うと、14番パー4ではピンそばにつけてバーディーを奪ってスコアを2つ伸ばして第3ラウンドを終えた。 ショットがさえた。フェアウエーを外したのは2度だけで、キープ率は85・7%。さらにパットも安定してスコアを伸ばした。 「ショットが安定していた。ピンチも少しあったがアプローチでカバーしてパットもしっかり決めることができた」と満足感を漂わせた。 2打差2位で迎える最終日。「難しいがしっかりコースマネジメントして、いいショットを打てばバーディーチャンスにつく。そしてパッティングが決まればいいリズムで回れる。明日もしっかりいいリズムで回れれば」。メジャー初V&パリ五輪代表はもう目の前にある。