空きスペースに置いちゃう、ぎゅうぎゅう詰め込む…癖を攻略して虻川美穂子さんが収納棚をスッキリ片づけ。
(C)紙類がキッチンカウンターを占領。 分類しづらい領収書、子どもが学校から持ち帰ったお便りや役所から届いた書類など、あとで確認しようと思いつつ置いた紙類が山に。 (D)一度も読まずに死蔵。 ファイルボックスにしまったレシピ本は、背表紙が見えないこともあって何を入れたのか忘れてしまい、一度も開かないまま。
(分析)収納の癖によるつまずきポイントを診断。
(1)見えないと忘れる癖 目が届かない最上段の棚や、ファイルボックスにしまったレシピ本など、ボックスにラベリングしてあったとしても中身が見えないと存在を忘れることに。透明ボックスに替えたり、ボックスの置き方を工夫したりして、ひと目ではっきりとわかるようにすれば解決。 ▼ ボックスや置き方を替えて見える化。
(2)空きスペースに置いちゃう癖 どこに入れたらいいのかわからないものや、しまうのが面倒なものを空いている場所に適当に置いてしまい、奥のものが使いづらくなる……。そんな癖には、ちょい置きしやすいものの定位置を使いやすい場所に新たにつくり、空きスペースをなくせばいい。 ▼ 定位置をつくり、空きスペースをなくす。
(3)ざっくり入れちゃう癖 細かく分けるのが苦手だから大まかに分類していた虻川さん。大雑把すぎて、メイクボックスからも健康ボックスからも美顔器が出てきたり、書類はどこに入れたか忘れて提出期限を過ぎていたり。書類やメイク用品など、種類の多いものは分類を見直し、使いやすく。 ▼ 使いやすいように分類をもう少し細分化する。
(4)ぎゅうぎゅう詰め込む癖 使いやすい収納はスペースに対して7割だが、入れば入るだけぎゅうぎゅう詰めてしまい、マスクも保冷バッグもはみ出すほど。モノがあふれる場合は、収納スペースを大きくするか、使用頻度の少ないものなら、モノ自体を減らしてケースを小さくするなどの工夫を。 ▼ モノの量と収めるスペースを検討する。
(解決)収め方をアップデートしてさらに使いやすく!
(1)日用品や本が一目瞭然に。 最上段は透明ボックスに変更。レシピ本のファイルボックスは背表紙が見えるように置き方を変更。ざっくり入れすぎていた書類はPTA・みほこ書類・通知表など細かく分け、領収書も交通費・交際費等に分類してフォルダーに。