小池哲也 / ボートレース（競艇）

ボートレースびわこの「にっぽん未来プロジェクト競走inびわこ」は4日が最終日。朝から晴れ間が広がり、9Rまでで1枠勢が7勝と、近況の当地らしい流れになった。しかし、優勝戦の前に行われた2つの選抜戦は4コースのまくりが決まり、11Rは万舟決着。6月のモーター更新以降の優勝戦は全てまくり決着となっていることもあり、波乱ムードも漂う中で優勝戦を迎えた。 進入はインから小池哲也、田口節子、中島昂章がスローに並び、カドは地元期待の木村仁紀。地力上位の山田康二、大ベテラン島川光男もダッシュに引いて、枠なり3対3の並びになった。 トップスタートを決めたのはイン小池で、コンマ13の踏み込みから1マークを力強く先取り。中島のまくりは大きく流れ、田口の差しも届かず。小池はバックで早くも独走状態を築いた。2マークで内へ切り返した中島と木村で激しい2番手争いとなったが、3周1マークで中島を引き離した木村に軍配。3連単1-4-3は2,990円(12番人気)で決着した。 小池は当地がデビュー初優出の水面。今年2月には地元・住之江でパーフェクトVを飾っており、今回が通算3度目の優勝。直前の選抜戦でのまくり連発や新モーターでの優勝戦4連続まくり決着などの不安要素を吹き飛ばし、トップスタートからの力強いイン速攻で人気に応えた。