ミランがコンセイソンの指揮官就任を発表…ポルト時代には中島翔哉を指導
ミランは、セルジオ・コンセイソン監督の就任を発表した。 今夏に就任したパウロ・フォンセカ監督の下でシーズンをスタートしたミラン。しかし、開幕から低調な戦いを続ける同チームは、チャンピオンズリーグで王者レアル・マドリーを下したりと時折好パフォーマンスを見せるも、セリエAで結果が出ず。ここまで8位に沈み、上位争いから大きく後れを取っている。 29日にはホームに今シーズンすでに2度の指揮官交代に踏み切ったローマを迎え、タイアニ・ラインデルスのゴールで先制したが、直後に追いつかれて1-1のドローで終わった。そして翌30日、ミランはフォンセカ監督をわずか半年で解任することを決断した。 そしてその発表から数時間後、ミランはかねてから報道が出ていたように、コンセイソン監督の就任を発表。両者は2026年6月30日までの18カ月間の契約を結んでいる。 名門ミランを指揮することが決まったコンセイソン監督は、2017年から指揮したポルトで元日本代表MF中島翔哉を指導し、3度のプリメイラ・リーガ優勝など数々のタイトル獲得した。しかし、昨シーズン終了後に退任し、他クラブからの関心があったものの、無所属が続いていた。 なお、コンセイソン監督の初陣は、1月3日にサウジアラビアで行われるイタリアスーパーカップのユヴェントス戦に。同チームには息子チコ・コンセイソンが在籍しており、いきなりの親子対決が実現しそうだ。