利賀で新そば、手打ち5000食を提供 26日からイベント「全国の旬を味わって」
南砺市利賀地域で県内外の新そばが楽しめるイベント「新そば祭りinTOGA」(北日本新聞社共催)が26、27の両日、同市の利賀国際キャンプ場周辺で開かれる。開催に向け、実行委員会が会場の準備に励んでいる。 イベントは過疎化が進む地域を盛り上げようと、地元住民が中心となり昨年初めて開催。今年は富山、長野、青森産の4種類のそば粉を計5千食分用意した。 そばは全国のそば愛好団体などでつくる「全国麺類文化地域間交流推進協議会」(東京)のそば打ち名人が手打ちで提供。機械打ちでは出せないコシや香りが楽しめる。利賀産のイワナの塩焼きや五平餅など、地元の味覚も楽しむことができる。 会場ではこのほか、地元児童や利賀村むぎや節保存会による民謡の披露などもある。26日には利賀ゆかりのタレント、青木さやかさんのトークショーが行われる。 野原宏史実行委員長は「全国各地の旬の新そばや、利賀の味覚をぜひ味わってほしい。昨年の教訓を生かし、地域一丸でイベントを成功させたい」と話している。