2039年度からの供用開始を目指す 盛岡市新市庁舎整備審議会【岩手・盛岡市】
IAT岩手朝日テレビ
盛岡市役所の新庁舎建設について、有識者らでつくる審議会が、整備エリアを内丸とする基本構想案について意見を交わしました。 審議会は5月、内丸、盛岡駅西、盛南の3つのエリアについてまちづくり計画や利便性、災害リスクなどの観点から審議し、最も評価が高かった内丸を新庁舎建設の最適エリアとしました。 28日は、これまでの議論を基にまとめられた基本構想案を8月上旬に内舘茂市長に答申するのを前に意見が交わされました。 構想案では、将来の人口や職員数の減少などを想定し、庁舎の延べ床面積を縮小して事業費をおよそ200億円から240億円とすることや来年度以降、用地交渉を開始し、設計や工事を経て2039年度からの供用開始を目指すことなどが示されました。 委員からは、移転先に対して払う移転補償費も試算すべきといった意見が出されました。 基本構想案は、7月31日にも議論され、8月上旬に市長に答申されます。