イーロン・マスクが投稿したAIファッションショーの映像が話題に 囚人服のような格好のトランプらが登場
本件について、アメリカのリン大学マーケティング学科の教授アンドリュー・バーンスタイン(Andrew Burnstine)は「政治、技術、有名人、文化の超現実的な交差点であり、風刺や技術、文化批評を混合したショー。彼らのペルソナと世間の認識についての大胆な視覚的声明であり、AIと先進技術のレンズを通してファッションに対する新たな知見を得た」と評した。
また、AIを用いたクリエイティブサービスを提供するザ コピー ラボ(The Copy Lab)のカール・アクセル・ワルストローム(Carl-Axel Wahlstrom)クリエイティブ・ディレクターも「AIを遊び心と創造性に活用できた一例。権力を持つ人々が、自分が何者か、あるいは何者になりたいかを明確に表現する服装を着用する機会を得ることになる」とコメント。続けて、「有名人やインフルエンサーと同様に、政治家もファッションを利用して、さまざまな層へ言葉を使わずメッセージを伝えるようになるだろう」と述べた。
なお米「WWD」は、イーロンの実母であり50年以上のモデル歴を持つメイ・マスク(Maye Musk)をはじめ、「ルイ・ヴィトン」や「シュプリーム」などのブランドにコメントを求めたが、返答は得られなかったという。