市川染五郎、新作歌舞伎「木挽町のあだ討ち」で主演 「四月大歌舞伎」で上演へ「ワクワク」
歌舞伎俳優、市川染五郎(19)が東京・銀座の歌舞伎座「四月大歌舞伎」で上演する新作歌舞伎「木挽町のあだ討ち」で主演を務めることが9日、分かった。 小説家、永井紗耶子さんが直木賞と山本周五郎賞をダブル受賞した人気時代小説が原作。江戸・木挽町の芝居小屋を舞台に繰り広げられる緊迫した物語が、物語の舞台の〝木挽町〟にそびえ立つ歌舞伎座で歌舞伎化が決定。 新作歌舞伎で初めて主演を務める染五郎は「直木賞も受賞された永井先生の『木挽町のあだ討ち』の歌舞伎化に携わることができ、大変うれしく思います」と感激。「受賞されたニュースを聞いた当時から、タイトルに〝木挽町〟と入っていることもありきっと歌舞伎にぴったりだと思っていましたので、出演させていただく僕自身もワクワクしております」とコメントを寄せた。