「悪夢のようだ」大谷翔平のドジャース、大逆転劇でWS制覇も…ヤンキースに米メディア「まさかこんなことが…」
ロサンゼルス・ドジャースはニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に勝利し、4年ぶり8度目の世界一に輝いた。序盤から大量リードを許す展開も、相手のミスに乗じて大逆転。「史上最大の逆転劇」との声も挙がっていて、現地は大盛り上がりのようだ。米メディア『sportskeeda』のクルティック・ジェイン記者が伝えた。 ドジャースのジャック・フラハティ投手はアーロン・ジャッジ外野手、チザム・ジュニア内野手、ジャンカルロ・スタントン外野手にホームランを打たれるなど2回途中4失点。前日11得点のヤンキース打線が勢いを取り戻し、ドジャースにとっては不利な展開で試合が進む。ヤンキースの先発・ゲリット・コール投手はエースらしい安定したピッチングで、4回終了時で5-0とヤンキースがリードする。 5回表に状況が一変する。ドジャースは先頭のキケ・ヘルナンデス外野手がヒットで出塁。次のトミー・エドマン内野手はセンターにフライを打ち上げる。ここでアーロン・ジャッジ外野手が痛恨の落球。ピンチが拡大し、さらに守備の乱れが続きあっという間に5-5の同点。その後ヤンキースは一時勝ち越すも、ドジャースが8回に連続犠飛で再逆転。そのまま7-6で勝利した。 ジェイン記者は「5回の守備はヤンキースにとって悪夢を見ているようだった。まさかこんなことが起きるとは思わない」と言及。名門同士の対決となった2024年のワールドシリーズは、記憶に残る歴史的な試合で幕を閉じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング
ベースボールチャンネル編集部