東海大菅生、逆転サヨナラで8強 京都国際破る 選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会は第8日の27日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が行われ、第2試合で東海大菅生(東京)が5-4で京都国際に九回逆転サヨナラ勝ちし、準々決勝進出を決めた。東京勢の8強入りは、第84回大会(2012年)の関東一以来。東海大菅生は第9日第4試合の準々決勝で、常総学院(茨城)―中京大中京(愛知)戦の勝者と対戦する。 【熱戦を写真特集で】京都国際―東海大菅生 東海大菅生がサヨナラ勝ち。2点を追う九回1死二、三塁から小池の三ゴロの間に1点を返し、さらに2死満塁で代打・多井が右翼線に逆転サヨナラとなる2点二塁打を放った。2番手・松永が3回、3番手の本田も1回を無失点と好救援した。京都国際は五回に集中打で逆転したが、緩急を使って好投した先発・森下が力尽きた。 ◇東海大菅生・若林弘泰監督 (劇的なサヨナラ勝ちに)もうだめかなという空気もあったけど、選手の勢いが勝ったかなと思う。(代打でサヨナラ打の多井は)気持ちが非常に強くて、そこに期待したいなと(起用した)。 ◇京都国際・小牧憲継監督 4点取った次の回(六回)にもう1点を取りきれなかった。(九回、代打・多井に許したサヨナラ打は)2ストライクと追い込んでから森下が勝ち急いだ。ボール球をうまく使って振りにいかせればよかった。 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。