静岡学園セカンドは開幕2連勝…サッカー高円宮杯Uー18プリンスリーグ東海
◆サッカー◇高円宮杯Uー18プリンスリーグ東海第2節 静岡学園セカンド1-0富士市立(14日・時之栖Aグラウンド) 静岡学園セカンドが富士市立を1―0で下して開幕2連勝だ。後半から出場したFW望月成真(3年)が同14分にゴール前の混戦から左足で蹴り込んだ。風下の前半は攻め込まれる場面も多く、「流れを変えてくれ」と北川慶監督(36)に送り出されていた。うれしいリーグ戦初得点に、「こぼれ球を狙ってました」と背番号11は声を弾ませた。 1月の新人戦ではトップチーム。浜名との決勝(2〇0)では先発も務めた。しかし3月にセカンドに降格。この日は午前中にトップチームのプレミアリーグが組まれており、「川口監督も見ている。成長を見せたかった」と気合が入っていた。前線から激しくボールを追いかけ、守備面でもチームに貢献した。 GK野口晟斗(3年)の活躍も光った。鋭い飛び出しで相手の攻撃を防ぎ続けると、後半44分にはゴール正面からカベ越しに放たれたFKを、横っ跳びでセーブ。2戦連続の無失点勝利を呼び込み、「仲間が体を張ってくれたおかげです」とうなずいた。 プレミアと同じ会場で試合をするのは初めて。「トップが負けたので『俺たちはやってやろう!』と思ってました」と野口は胸を張った。勝利を重ねることでトップのメンバーを鼓舞していく。 (里見 祐司)
報知新聞社