【山形】山形銀行は減収減益 荘内銀行・きらやか銀行は増収増益 地銀3行の中間決算出そろう
さくらんぼテレビ
県内を地盤とする地銀3行の中間決算が出そろった。山形銀行は減収減益、荘内銀行ときらやか銀行は増収増益となっている。 山形銀行の中間決算は、一般企業の売り上げにあたる「経常収益」が220億円あまりで、減収となった。 要因は、有価証券の利息配当金や債権の売却益などが減ったためとしている。 また、経常収益から法人税などを差し引いた「中間純利益」は20億5000万円。去年に比べわずかに減益となった。 きらやか銀行の中間期の「経常収益」は88億円あまり。 貸出金利息の増加などを要因に、去年の中間決算から2.6%の増収となった。 「中間純利益」は9億7000万円で、去年に比べ56.3%増。融資先の経営悪化が当初の予想より少なく、与信関係費用が減少したことなどが大幅増益に寄与した。 荘内銀行は11月8日に中間決算を発表した。 「経常収益」は117億円あまりで、去年の中間決算に比べ13.5%の増収。貸出金の利息と株式などの売却益が増加した。 「中間純利益」は5億6000万円あまりで、去年から22.4%増加した。
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