今季最初のプレミアリーグ降格はシェフィールド・ユナイテッド…3勝どまりで序盤から最下位に沈む
シェフィールド・ユナイテッドのプレミアリーグからの降格が決定した。 昨シーズンにチャンピオンシップ2位となり、2020-21シーズン以来となるプレミアリーグ復帰を決めたシェフィールド・U。しかし、2021年からチームを指揮するポール・ヘッキングボトム監督率いるチームはシーズンを通して難しい戦いを強いられる。 リーグ戦初勝利までに11試合を要するなど序盤から最下位に沈むシェフィールド・Uは、昨年12月にヘッキングボトム監督を解任。そして、前回のプレミアリーグ時代を知り、クラブの躍進を支えたクリス・ワイルダー監督を再招聘した。 その後、ワイルダー監督の下で徐々にではあるが勝ち点を伸ばし始めたものの、最下位から脱出することはできず。そして迎えた27日の敵地でのニューカッスル・ユナイテッド戦でチームはアネル・アフメドジッチのゴールで早々に先制したが、守備陣が踏ん張れずその後大量5失点を喫して1-5で敗れた。 この結果、シェフィールド・Uの勝ち点は16と残留圏17位との勝ち点差は10で、残り3試合での逆転での残留は不可能となり、昇格からわずか1年での降格が決定した。 ワイルダー監督は試合後に「降格はつらい。我々はこの責任を負わなければならない。練習場でやるべき多くのことがあり、適切なプレシーズンを過ごさなくてはならない。シェフィールド・ユナイテッドは本当に良いフットボールクラブだが、本当にひどいシーズンだった。私にはまだ1年間契約が残っている。ファンが私のことを信頼していると考えたい。スタッフとともに立て直せると考えている。全員にとって大変な夏になる」とコメントした。