「彼の苦しそうな顔しか思い浮かばない」いじめをしていた側の“後悔” 副島淳「“そんなことしてたっけ?”と言われ絶句」、柴田阿弥「嫌なことをしてきた相手のフルネームは今でも言える」
■副島淳「いじめた側は覚えていない」、柴田阿弥「相手のフルネームは今でも言える」
タレントの副島淳は「自分はいじめを受けた側の当事者だ」と経験を語る。 「いじめた側は覚えていないことがけっこう多い。こういう仕事をさせてもらう中で、いじめのことをオブラートに包んで話した記事が出たりする。今はいじめていた側と仲がいいが、『俺らこんなことしてた?』『お前そうやって盛るなよ』みたいなことを聞くと絶句してしまう。夏目さんみたいに後悔の念にかられている方もいる一方で、本当に忘れていたり、大人になる過程でなかったことにしている人たちもいるのが現状だ。なので、こうしたいじめた側の人の意見はすごく貴重だと思う」
フリーアナウンサーの柴田阿弥も自身を振り返り、「“昔のことじゃないか”と言う空気にならないようにしたい」と訴えた。 「小学2年生ぐらいに嫌なことをしてきた人たちのフルネームは今でも言える。多分ずっと忘れられないし、性格形成にも影響が出ているんじゃないかと思う。夏目さんが後悔されているという話は胸に来たが、“いつまでも昔のことを”といったことは言わないほういいとは伝えていきたい。私は運良く親がなんとかしてくれたが、環境をなかなか変えられない子たちに学校や社会がどう手を差し伸べるか。加害者も後悔するなら、まず発生させないことにフルコミットして考えていくしかないと思う」 (『ABEMA Prime』より)