<おむすび>ヒロインの幼なじみ“陽太”菅生新樹、恋のライバル?“風見先輩”松本怜生とプライベートでは仲良し
さらに「陽太は結に恋心を抱いているので、結の周りに新たな人物が出てきては揺さぶられるなどのシーンがたくさんあるんです。真っすぐに好きだという感情がわかりやすく出ているキャラクターだと思うので、陽太が可愛いなと思ってもらえるポイントだと思います」と話した。
◇福岡・糸島の人たちは「関西の人よりも距離が近い」
福岡・糸島での撮影では、空き時間もエキストラで参加した地元の人とふれあい、「いつの間にか、そこがすごく居心地がよくなっていました」と振り返る。
「話した次の日にお子さんを連れてきてくれたりして、どんどん人が増えていって。僕は、関西出身なんですが、関西の人よりも距離が近いというか、親しみやすい人たちばかりでした。自分たちが育てた野菜や魚を持ってきてくれたり、実際に船を持っていて漁業をしている方が『いつでも、うちの船に乗りにきてよ』と言ってくれたりもして、親戚みたいになりました。糸島の自然の中で育ち、明るい性格の陽太は、本当にこういうふうにすごしているのだろうなと感じることができました」
「プライベートでは、松本怜生とトゥクトゥクに乗りました。松本は、前作(『下剋上球児』)で一緒だったので何度も会っていたし、年も一個下であまり変わらず、部屋が近かったこともあり、撮影が終わると毎日一緒にご飯を食べていました」と結の憧れの風見先輩を演じる松本怜生さんと仲良く過ごしていたという。
最後に今作の見どころを、「時代背景だったり、設定だったり、これまでになかった朝ドラになっていると思います。登場するキャラクターも若い人物が多く、最初の福岡・糸島編なんて、家族がいて、あとは10代の高校生ばかりです」といい、「今回はよりフレッシュさがあり、それが『おむすび』の強さかなと思っています」と力を込める。
そして「みんな元気で、良い意味で落ち着いていない、本当に何が起こるかわからない朝ドラになっていると思うので、そのフレッシュさも楽しんでもらえたらと思います。皆さんの朝15分の時間を明るくして、良い一日のスタートが切れるようなドラマになっていると思うので、ぜひご覧ください」と呼びかけた。