ニンジン、52%高い1キロ573円…平均小売価格で8品目中6品目が平年上回る
農林水産省が2日発表した食品価格動向調査によると、野菜の全国平均小売価格(1キロ・グラムあたり)は調査対象8品目のうち6品目が平年を上回った。ニンジンは平年より52%高い573円で、高値が続いている。 【図】一目でわかる…飲食料品の値上げ品目数、このように推移している
調査は24~26日、全国470の小売店で実施した。ニンジンは産地が切り替わる時期にあるが、現在出回っている千葉県産は4月以降の多雨の影響により、歩留まりが低下している。
一方、レタスは平年を17%下回る338円で、3週続けて平年を下回った。高値が続いていたキャベツは1%減の174円で、2月下旬以来4か月ぶりに平年を下回った。