BリーグCS進出会見に8チームの代表選手が集結…“前年王者”琉球の今村「チャレンジャーの気持ちを持って」
5月6日、Bリーグの年間王者を決める「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24」の進出会見が行われ、参戦する8チームの代表選手が一同に介した。 会見冒頭は島田慎二チェアマンが登壇すると、CSのテーマ「IT'S OUR TURN! WIN THE DAY」に込めた思いを語り、「選手たちを奮い立たせるだけではなくて、ファンの皆様に期待感を持っていただいたり、ワールドカップで盛り上がった流れそのままに、強い意志と覚悟を持って選手たちにはコートに立ってほしい。そんな思いが込められています」と、各クラブの選手たちにエール。 最終節まで地区優勝、CS出場チームが決まらなかったことにも触れ、「最後まで順位が決まらない激戦のシーズンだった。CSもどこが勝ち上がってくるのか、予想だにしないトーナメント戦になるのではないかなと思っています」と期待感を口にした。 会場にはタレントの副島淳と井上咲楽もゲストとして来場し、各選手と終始和やかな雰囲気でトークを展開。全8選手が「CS優勝」を目標にかかげた。 出場する8チームの組み合わせは、宇都宮ブレックス(東地区1位)vs千葉ジェッツ(ワイルドカード2位)、アルバルク東京(東地区2位)vs琉球ゴールデンキングス(西地区2位)と、優勝経験あるクラブが固まった一方で、反対側の山には名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地区1位)vsシーホース三河(中地区2位)、三遠ネオフェニックス(中地区1位)vs広島ドラゴンフライズ(ワイルドカード1位)と、ファイナル進出経験がないクラブ同士が激突することになった。 連覇がかかる琉球の今村佳太は、「最後に勝ちきれず悔しい思いをした」と西地区7連覇を逃したレギュラーシーズンの戦いを振り返り、「2連覇を期待してくださっている方が多いと思うんですけど、シーズンが始まったときから、自分たちは新しいチームとして臨んでいきたいと思っていた。よりチャレンジャーの気持ちを持って臨むことが大事。(クォーターファイナルで対戦する)A東京はタフなチームですけど、どれだけ我慢比べができるかという試合になると思うので、負けないように頑張りたい」と、引き締まった表情で語った。 今週末に開幕するCSは、クォーターファイナル、セミファイナル、ファイナルいずれも2戦先勝の最大3回戦方式。10日から13日にかけて4会場でクォーターファイナルが行われ、翌週末の17日から21日にかけてセミファイナル、25日から28日に横浜アリーナでファイナルが開催される。 試合の模様はバスケットLIVEで全試合ライブ配信される。