ソフトバンク有原航平〝投げ抹消〟特例初適用で国内FA権取得「チームのため目の前の試合を全力で戦っていきたい」
ソフトバンクの有原航平投手(31)が18日、国内フリーエージェント(FA)権の取得取得条件を満たした。今季から導入された「投げ抹消」に伴う先発投手特例が初めて適用された。 ■「少し寂しそう」古巣相手に大暴れ山川の試合後姿【写真】 特例は先発登板した投手が、登板翌日以降6日以内に登録抹消され、抹消日から14日目以内に先発登板した場合、登録日数を6日間付与するもの。有原は開幕戦の3月29日のオリックス戦(京セラドーム大阪)で先発し、翌30日に登録抹消。4月9日に再登録されていた。 有原は広島・広陵高、早大を経てドラフト1位で2015年に日本ハムに入団。6年間プレー後、ポスティングシステムを利用して、21年にレンジャーズに加入。23年からソフトバンクと3年契約を結び、日本球界に復帰した。 有原は球団を通じ、以下の通りコメントした。 「まず北海道日本ハムファイターズに入団し、良い時も悪い時も見守ってくださった当時の監督栗山英樹さん、お世話になったファイターズのフロント、スタッフ、コーチの皆さまに感謝いたします。また、福岡ソフトバンクホークスに迎えていただき、チームの皆さまのサポートにも心より感謝いたします。支えてくれた皆さまのおかげで本日FA権を取得する事ができました。今後も、チームのために自分ができることを精いっぱい、目の前の試合を全力で戦っていきたいと思います」
西日本新聞社