「海に眠るダイヤモンド」いづみの正体発覚 実は…初回に出ていた“大ヒント” 鋭い視聴者発見「すげえ」
俳優・神木隆之介(31)が主演を務めるTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜後9・00)第5話が、24日に放送された。女優・宮本信子(79)演じる謎多き婦人・いづみの過去が明らかになり、ネット上では驚きやさらなる考察が過熱している。 【写真あり】カレーを食べ続ける!「海に眠る…」メイキング公開 <以下、ネタバレあり> 本作は、1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、そして家族の壮大な物語。「アンナチュラル」(2018年)、「MIU404」(2020年)、現在上映中の映画「ラストマイル」など数々のヒット作を生み出してきた、野木亜紀子×塚原あゆ子×新井順子という強力チームが手掛ける。戦後復興期から高度経済成長期の“何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代”にあった家族の絆や人間模様、青春と愛の物語を紡いでいく。 第5話、1958年12月。リナ(池田エライザ)や進平(斎藤工)、賢将(清水尋也)らの秘めた思いが揺れ動く。一方、現代では。いづみ(宮本信子)と玲央(神木隆之介)のDNA鑑定の結果が届く。そして、これまで明かされていなかったいづみの本名が明らかになる――という展開。 これまで、いづみの正体について「リナ(池田)・百合子(土屋太鳳)・朝子(杉咲花)」の3人のうち誰なのか――という考察が視聴者の間で繰り広げられていたが、第5話でいづみの名前が「朝子」と判明した。 まさかの物語中盤での正体判明に、ネット上では「朝子おおおお」「ここまでずっと正体を謎のまま引っ張ってきて、鉄平が朝子のことを好きだ、って踏ん切り付けたところで『出水朝子』の種明かし。ここから先は“え!?じゃあくっついてないじゃん!?”の謎が出てくる訳で、視聴者を引き込む手腕が鮮やかすぎ」と、盛り上がりを見せた。 「いづみの考察」について、新井順子プロデューサーはスポニチアネックスの取材に対し「第1話から、実は散りばめられているんです。謎が」「初回は、女性陣3人に注目してください」と、初回から散りばめていたと明かしている。実は、朝子といづみの髪形が同じだったことや、「キラキラしたものが大好き」という共通点もこれまで描かれており、「ここにヒントあったのに……何で気づかなかったんだろう」という声も。 さらに「考えてみればいづみさんは造園業の社長のはずなのに第一話で飲食店の利益率を知っていたのは、朝子の実家が食堂だったからなのか」「やっぱり…いづみさんは朝子だった。第一話を見直したら、いづみさんがレオを長崎に連れてちゃんぽん食べるシーンのどんぶりに“銀座食堂”とあり、(あ!)と思った。端島の朝子の食堂の名と同じ”銀座食堂”。偶然じゃない」と、鋭い視点でこれまでの物語を振り返る声も上がった。 また第5話の中では、いづみと、鉄平に瓜二つの玲央のDNA鑑定が一致しなかったという結末も描かれた。では玲央の親は誰なのか…という新たな考察も過熱した。 注目の第6話は、12月1日に放送される。