柔道パリ代表の素根輝 五輪連覇へ危機感あらわ「ただ実力が足りない」GS大会まさかの表彰台逃し
パリ五輪の柔道女子78キロ超級代表に内定している素根輝(パーク24)=福岡県久留米市出身=が26日、グランドスラム(GS)トビリシ大会を終えて帰国した。優勝した昨年の世界選手権以来の復帰戦は5位。「全試合を通して自分の思うような柔道ができなかった。ただ実力が足りない。今のままでは厳しい」と東京五輪覇者は連覇へ危機感を口にした。 ■「レジェンドが渋滞です」野村忠宏さんら超豪華4ショット【写真】 準決勝はドイツ選手、3位決定戦は韓国選手と、いずれも格下の相手に連敗。主要国際大会で表彰台を初めて逃した形となった。素根は「最終目標はパリでの金メダル。目の前の自分のやるべきことを大事にやっていく」と前を向いた。
西日本新聞社