臨時国会がきょう閉幕 「政策活動費」全廃法案成立へ
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臨時国会は最終日です。政治改革を巡り、使い道を公開しなくていい「政策活動費」を全廃する法案など、3本が24日午後の参院本会議で成立します。 (政治部・佐々木一真記者報告) 異例の「少数与党」として船出した臨時国会を振り返り、官邸では「野党との協力」や「謙虚さ」の重要性が今や共通認識となっています。 林官房長官 「補正予算としては初となる、国会による修正が可決され、多くの党からもご賛同いただき成立させることができました。引き続き真摯に、そして謙虚に」 「政策活動費」を全廃する法案は、野党7党の提出に、自民・公明も賛成して成立します。 総理周辺は「石破総理は、野党と丁寧に向き合い、補正予算も無事通った。いい国会だった」と安堵(あんど)の表情を浮かべます。 政権発足直後に下落した内閣支持率も、12月は横ばいです。 ただ、年明けの国会では、「103万円の壁」の協議に加え、企業・団体献金の禁止も焦点です。 参院選も見据えた茨の道は今後も続くことになります。
テレビ朝日