大谷翔平、韓国メディアは「深刻なレベルの弱さ」と弱点を指摘「問題は打順ではないかもしれない」
メッツとのリーグ優勝決定シリーズの戦いが続くドジャースの大谷翔平選手(30)について、韓国メディア「OSEN」は16日、「19打数無安打とは…しかし、本当の弱点は別にある」と題した記事を公開。深刻な弱点が目立つと指摘した。 ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に3―7で敗戦。1勝1敗のタイとなり、16日(同17日)からは敵地に戦いの舞台を移す。大谷はポストシーズンに入り、得点圏は打率.800と勝負強さを発揮する一方、走者なしの場面で19打数無安打と、極端な成績となっている。 OSENは、この数字について「走者がいないときは2四球で出塁しただけ。三振を10個も奪われ、無気力だった」「イニング先頭打者として頻繁に打席に立つ必要がある1番よりも、走者を置いて解決できる2~3番に配置した方が良いという意見も出ている」とした。だが、デーブ・ロバーツ監督は「翔平はうちで一番いい打者で、彼に5打席回したい」と、打順変更には否定的な見解を示している。 一方で「OSEN」は「問題は打順ではないかもしれない」と、ポストシーズンの大谷にさらに大きな弱点があると主張。対左投手はレギュラーシーズンで打率.288、12本塁打だったが、ポストシーズンでは打率.182、0本塁打で、7三振を喫している。14日のメッツ戦でも大谷は、先発の変則左腕マナイアの変化球に苦戦し、第1打席と第2打席では三振。第3打席では一飛に倒れた。この数字にOSENは「レギュラーシーズンでも右投手より左投手にやや弱かったが、ポストシーズンになるとその弱さが深刻なレベルだ」と評した。(写真はAP)
中日スポーツ