【インサイド・ヘッド2】日本版声優に中村悠一、武内駿輔、花江夏樹が決定!
ディズニー&ピクサーの最新作として2024年8月1日(木)に全国劇場公開される映画『インサイド・ヘッド2』。前作からちょっぴり大人になった頑張り屋の女の子、主人公・ライリーの頭の中にいる3人の “秘密の推しキャラクター” たちの日本版声優が決定、発表となった。 【関連画像】『インサイド・ヘッド2』ランス、ブルーフィー、ポーチーの写真を見る(全3点) 全世界が涙した『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『リメンバー・ミー』など、数々の心温まる感動の物語を贈り届けてきたディズニー&ピクサー。世界中の誰もが共感でき、深く感動できる物語が高く評価され、制作スタジオとしてアカデミー賞長編アニメーション賞を最多受賞しているピクサーが贈る最新作が『インサイド・ヘッド2』。 8月1日(木)の日本公開に先駆け、全米はじめ世界各国では6月14日(金)から公開されているが、アニメーションとしては歴代1位のオープニングとなる歴史的な大ヒットスタートとなっている。公開2週目を迎えてもその勢いはとどまることを知らず、すでに世界興収は約7.2億ドルを突破し、公開からわずか10日間で2024年に公開された作品の中で興行収入1位を達成し、驚異的な歴史的大ヒットとなっている。 主人公ライリーの頭の中の感情たちの世界を描いた『インサイド・ヘッド2』には、ライリーの秘密を隠している「保管庫」が登場する。そんな「保管庫」で暮らしているのが、ライリーの ”秘密の推しキャラクター“ たちで、今回その3人のキャラクターの日本版声優が発表された。 ライリーが大好きなゲームに登場する、カッコいいけれどヘタレな必殺技しか繰り出せない、日本のゲームキャラクターをモデルにしたランス・スラッシュブレード役には中村悠一。そして、ライリーが好きだった子供番組に登場するキャラクターのブルーフィー役とポーチー役には、それぞれ武内駿輔と花江夏樹が決定した。 ランスは日本のRPGゲームキャラクターをモデルにしており、『インサイド・ヘッド2』のキャラクターデザインを監修しているアニメーターの村山佳子がデザインに関わった。2000年代のゲームをモデルにしているため、画質の解像度は敢えて低くデザインされており、「掴めないほど大きなソード、不必要な片側だけの肩甲、お腹が見える衣裳など、『なんで? なぜ?』と思うような不必要な要素を詰め込んだ」と村山が語るとおり、本作でも異彩を放つユニークなキャラクターだ。紫の長い髪をなびかせながらキザな台詞を連発するが、必殺技はヘタレ……というギャップが魅力なのか、ライリーはいまだにこっそり推している。 そして、ランスとは違って2Dキャラクターのブルーフィーとポーチーは、ライリーが幼い頃に見ていた子供番組に登場するキャラクター。ピンクで愉快な犬のブルーフィーと、ブルーフィーが腰に巻いている黄色いポーチのポーチーは、大人になるにつれ子ども番組を見なくなってしまっていたライリーが、実はまだ密かに大好きなキャラクターなのだ。まわりの友だちに言うのは恥ずかしいけれどライリーにとっては大切だからこそ、頭の中の深い秘密の場所に眠っているのだ。 さらに、ランスとブルーフィー、ポーチーがヨロコビやカナシミたちと出会う本編シーンも公開された。高校入学という転機を控えて自分のことがわからなくなってしまうほど落ち込むライリー。実は頭の中では、大人の感情「シンパイ」たちが子供の頃からライリーを見守る感情のヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリを瓶の中に閉じ込め、司令部から追放してしまっていたのだ。追放されたヨロコビたちはライリーの秘密を隠している保管庫にたどり着き、そこでランスとブルーフィーとポーチーに出会う。 『インサイド・ヘッド2』は、ライリーが抱えている様々な感情を、その頭中に広がるカラフルでユニークな世界に生きるキャラクターとして描いている。本作でのライリーは思春期を迎え、子どもだった頃とは比べものにならないほど複雑な「大人の感情」たちが暴走してしまい巻き起こされた「感情の嵐」によって、どんどん自分らしさを見失っていく。大人になるにつれて友だちや周囲の人々との関係に悩んだり、他人と比べて不安になったり、自分はダメだと落ち込んだりしてしまったりといったことは、ライリーと同じように我々全てにとって思い当たることがあるはず。これはライリーの物語であると同時に、観客である我々全ての物語でもあるのだ。 (C)2024 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
アニメージュプラス 編集部