JR松山駅が開業 71年ぶり新調 市民やファンでにぎわい(愛媛)
新しいJR松山駅(松山市南江戸1丁目)が29日、開業した。駅舎の新調は71年ぶりで駅を含む約2・4キロ区間も高架化された。完成を待ち望んだ多くの市民や鉄道ファンらが訪れ、高架下の商業エリアもにぎわった。新たな県都の陸の玄関口として役割に期待が高まる。 新駅舎は旧国鉄時代から数えて3代目。構内への入り口は東西2カ所となり、自動改札機や、JR四国では初となる周囲をガラス張りにしたウオークインタイプの有人改札を導入。授乳室、多目的トイレの整備などバリアフリー化も進んだ。プラットホームは特急、普通列車それぞれの専用乗降場を設け、対面乗り換えが可能となった。 高架下の商業エリア「だんだん通り」(14店舗)も正式オープンした。
愛媛新聞社