開催国フランスが死闘を制してファイナルへ! マテタが2ゴール、オリースは3得点に絡む活躍、延長戦の末にエジプトに3-1逆転勝利【パリ五輪】
決勝ではスペインと対戦
現地時間8月5日に開催されたパリ五輪の準決勝で、U-23フランス代表とU-23エジプト代表が激突した。 【PHOTO】2024年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介! 開催国のフランスは開始4分に決定機を迎える。前線に上がってきたトリュフェが背後からの浮き球のパスに反応。胸トラップからボレーで狙うも、GKアラアにセーブされる。 12分には、トリュフェの左サイドからの鋭いクロスにマテタが頭で合わせるも、枠を捉えられなかった。 一方のエジプトは26分、アデルが左サイドを個人技で突破してゴール前に折り返したが、得点には繋がらない。 フランスは40分、ショタールの左CKにバデがヘディングシュートを放ったが、右のポストを叩いた。このまま試合はスコアレスで折り返す。 後半に入ると、さらに攻勢を強めて押し込むフランスは52分、右サイドでボールを受けたオリースがカットインからミドルを狙うも、GKアラアの好守に阻まれる。さらに60分には、ボックス内のこぼれ球に反応したラカゼットが絶好のチャンスを迎えるも、左足のシュートは上手くミートできなかった。 するとその2分後、エジプトがワンチャンスをモノにする。サベルがペナルティエリア内で粘って、豪快にネットを揺らした。 ビハインドを負ったフランスは75分、ショタールのFKにラカゼットが頭で合わせるも左のポストを直撃。こぼれたボールをアクリュシュが折り返してバデがヘッドで狙ったが、クロスバーを叩いた。それでも83分、フランスはドリブルで敵陣中央を突破したオリースのラストパスをマテタが流し込んで同点弾を奪った。 後半アディショナルタイムには、エジプトのファイードが自陣ボックス内でハンド。しかし直前にフランス側のプッシングのファウルがあったとして、PKの判定とならなかった。試合は1-1のまま延長戦に突入する。 延長前半には、92分にエジプトのファイードが2枚目のイエローカードを受けて退場となる。 勝ち越しゴールが生まれたのは99分、フランスはショートコーナーからオリースのクロスをシルディリアが折り返し、最後はマテタが頭で押し込んだ。さらに108分には、こぼれ球に反応したオリースが左足で冷静に流し込んで追加点を挙げた。 このまま3-1で終了し、逆転勝利を飾ったフランスは、スペインが待つファイナルに駒を進めた。決勝戦は日本時間で10日の1時に行なわれる。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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