岡田武史さんが学園長 新設の「FC今治高校 里山校」で入学式 34人の1期生
真新しい制服に身を包んだ新入生がいたのは…サッカーJ3、FC今治の本拠地、今治里山スタジアムです!きょう、この春開校したFC今治高校 里山校、初めての入学式が行われました。 式の直前… 司会者: 「やりますか?やるで良かったら手を上げてください」 きのうからの雨が残る天候の中、ピッチ上に入場するのかスタンドにいるのか、生徒自身に判断をゆだねる場面がありました。 実はこれこそがFC今治高校が目指す「自分たちで考え主体性を持ったリーダーの輩出を目指す」教育方針です。 式では、34人の1期生に向けて岡田武史学園長が祝辞を述べました。 FC今治高校 里山校 岡田武史学園長: 「こうやってみんながそろって話を聞いていると、おっちゃんは涙が出そうになっています。これからもう学園長ではなく岡ちゃんでいいので」 「うちの先生は答えをみんなに与えません。3つの質問をしてくださいとお願いしています。どうしたの?それで君はどうしたいの?先生に手伝えることはある?となんか冷たい風に思うかもしれないけれど、みんなが結論を出します」 34人の新入生とともに船出の日を迎えた、FC今治高校 里山校。 学校のカリキュラムは、主体的に考えて仲間と助け合える人材を育てようと、地元企業の協力で現場に身を置くなどして、実践的に社会とつながる学びを重視するのが特徴です。 滋賀県から: 「コミュニケーション能力をもっと高めて3年後には、失敗を恐れずなんでもできるようになりたい」 神奈川県から: 「将来の夢は教育関係の仕事に関わりたいと思っています。教育はいろんな形での関わり方があるので、多方面からの関わり方を勉強していきたいと思っています」 来週からは「探究する実践重視の時間割」での授業が始まります。